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第四章 中国の商品を海外に輸出するための料金決算方法とは

中国貿易を行う際に、貿易の仕組み上で、お金の決算方法も規定があります。この順序を間違えても、国際貿易が出来なくなります。それでは、一体どんなルールがあるのでしょうか。
「中国から海外に輸出する商品代金は、海外から中国に送金しなければならない。」と決まっています。
海外経由での送金をして、商品代金を支払うというルールですから、例えば、現金で中国に商品代金を持って来て、直接中国の工場に現金支払いをして海外に輸出しようと思っても出来ない法律になっています。
ですから、貿易権の有る工場の外貨口座、もしくは、貿易会社(貿易代理店)の外貨口座に海外の銀行から、先ずは送金しなければなりません。
なぜ、このようなルールがあるかは、中国政府としての輸出貿易による外貨獲得のための手段であるという点が、もっとも大きな理由であると思います。
例えば、貿易権のない中国企業と取引をする際に、まずは、海外の銀行から、中国の貿易会社の口座に外貨送金します。通常、中国貿易を行う際には、アメリカドルでの送金を行います。その理由としては、アメリカドルが、中国人民元に対して基軸通貨であるという理由からです。
お金の流れとしては、海外の銀行から中国の貿易会社にアメリカドルで送金されます。その後、中国の貿易会社が外貨を人民元に両替します。その際に、政府から「外汇核销单」という書類をもらえます。また、貿易会社で両替した人民元は、商品を購入した中国の工場に人民元決算されます。
このような流れで支払いを行います。先ほど述べた、外貨を人民元に両替した際に、政府から発行される書類「外汇核销单」がなければ、中国から商品を海外に輸出する際に行う通関の手続きが出来なくなります。
中国から海外に輸出する際には、外汇核销单の書類を提出しなければ通関が行えない仕組みになっています。
よって、中国から海外に商品を輸出する際には、まずは、海外の銀行から料金を外貨送金し、中国の貿易会社で外貨を人民元に両替した際に、外汇核销单の書類を作成します。両替した人民元を、実際に商品を購入した中国の工場へ支払います。
この一連の流れを行わなければ、国際貿易を行うことが出来ません。中国貿易は、いろいろ複雑なルールがありますので、実際に中国と取引を行う前に基本的ルールを理解しておく必要があります。
結構あるのですが、ルールを知らず、取引を始めようと思って、支払い順序を間違ったことで、中国から海外に輸出できなくなった場合を、よく耳にします。
ここは、非常に重要なポイントですから、覚えてください。

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